笑い話にしたいほどひどい話③最終回
住みはじめて4ヶ月目のある日、なんか、
身体がかゆい。
その日は朝から仕事で夜になって気づいたのですが、両手足と両足に赤い発疹が…。
なんかダニみたいなやつ。
病院に行ってみてもらったら、ベッドバグと診断されました。
私もよくわからないんだけれど、日本だと南京虫??ていうの??
これがでたら家主(オーナー)が駆除しなければいけないと法律で決まっているらしくて
で、私オーナーにメールしたわけですよ。
病院のドクターも通訳さんも、エージェントもみんな駆除はオーナーの責任って決まってるからっていってて。
で、ケチなオーナーだとわかってたから、病院の診断書も持って行ったさ。
そしたら彼女、怒鳴り初めて
「私の家にベッドバグをもちこんだのはお前だ!!駆除するのも私の責任じゃない!!お前の責任だ!!ドクターがなんて言ったってドクターは私のボスじゃない!!この家のボスは私だ!!!!!!!」
もう唖然でした…
その次の日、この紙がシェアハウスのキッチンにおいてあって
そしてその次の日にはこの紙が。
カナディアンの友達にきいたらこの値段じゃベッドバグが消えるわけ無いって…。多分ホームセンターかなんかて買ってきたスプレーかと思います。
結局別の病院にもいってみたら、ベッドバグじゃなくて乾燥肌ってことで、
次の日も同じベッドで寝たけど何も無かったので、ベッドバグじゃなかったんだと思います。
そう、私が一番しなければいけなかったことは
ベッドの掃除ではなくオーナーの掃除でした
以前にもごたごたはあって、
自分の都合のよいときだけ契約書や法律にのっとって、都合が悪くなると自分ルールに従う。
そんなオーナーにまんまとはまってしまいました…
まさか自分が
っていうのは、本当にまさにこのことで、オーナーともめることがよくあるってきいていて、「へーそうなんだ」くらいにしか思っていなかったけれども、
まさか自分がそれになるとは思いませんでした…
いまでこそ書けることですが、1週間前や数日前は本当に落ち込んでいてほぼ毎日泣いていたので、本当にもうつらいよつらいよって感じで毎日過ごしてました。
あーーーーーーーーーーーここ数日間本当つらかった!!!!!!
でもあのお金に貪欲すぎてよくキレて怒鳴るオーナーにちょっとでも立ち向かった(ひとりで英語で反論した)私は自分をほめてたたえてあげようと思う。
文章にしてみるとそんなでもないかもしれないけど、当事者は本当つらかったです。明日何かメールきたらどうしようとか、不安しかありませんでした。そして何が一番つらいかってカナダにきてまでなんでこんな思いしなきゃいけないのって思うことなんですよね。
英語全てをわかるわけではないから、それで嘘つかれてあることないこと言われて、騙されて悔しくて。
海外来たらしがらみぜんぶ捨てて生きれるなんて妄想でした。どこにでもそういうひとって、やっぱりいる。